Kyokuto-lorry Inspection business

検査事業

当社は、平成21年に高圧ガス保安協会の行っている「液化石油ガスタンクローリ検査事業者認定」の審査を受け、検査事業に着手いたしました。
液化石油ガスローリー車のタンクは、製造後5年に一度、国が定めた基準による検査を受ける必要があります。
その検査ができるのは、書類審査及び事業所調査により、事業所の品質管理と技術能力を認定された事業者のみです。「液化石油ガスタンクローリ検査事業者認定」者が行った検査に係る検査データ等は、都道府県からも信頼できる検査データとして受け入れられます。

検査の作業手順は、まずタンクの中に入っている液化石油ガス(以降LPガス)を回収し、タンク内の空気を外気と入れ替えてタンクの中に人が入れるようにする必要があります。
その後の手順は下記になります。
・ローリー車とつないでいる取り付けボルト等を外し、タンクを切り離します。
・タンクについているバルブや部品も外し、各々分解して整備します。
・そのほか、配管についているバルブ、メーター類等も検査をします。
・タンクには圧をかけ、耐圧検査で亀裂や漏れ等がないか試験します。
・タンク本体内に人が入り、内と外からさび等を落とし、塗装します。
・すべて終わった後、タンクを車に取り付けて完了です

検査の終わった部品やバルブ等を取り付け、乾燥空気でタンク内の圧力を上げます。
タンクの圧力が上がったのち、取り付けした部分の漏れ検査(気密検査)を行い、タンクに入れた空気を捨て、LPガスをタンクに入れてお客様のもとに車をお返しします。
この一連の流れを、車によって差がありますが通常5日間で行います。

高圧ガス保安協会  液化石油ガスタンクローリ検査事業者
2014年7月1日(平成26年)認定  認定番号 KT-19

また、日本車輌製造株式会社とのサービス協力工場契約を締結しており、日本車輌製造株式会社製の車両についても安心してお任せいただきます。

LORRY'S ANATOMY ローリー解体新書

普段は見ることができないタンクローリーの実際の検査・整備の方法や
自身で行えるメンテナンスなどムービーで詳しくお届けします。